2018年09月

2018年09月30日

行政書士試験の間違えやすいポイントを整理しよう!〜行政法〜

行政書士試験で行政法は要の科目です。この科目で得点できるかが合否を分ける一つのポイントです。

私が勉強してて間違えやすいと思ったポイントをいくつかピックアップしたので、学習の参考になれば幸いです。


行政不服審査法

(審査請求書の提出)

第十九条  審査請求は、他の法律(条例に基づく処分については、条例)に口頭ですることができる旨の定めがある場合を除き、政令で定めるところにより、審査請求書を提出してしなければならない。
必ず書面でなければならないわけではない!



(口頭意見陳述)

第三十一条  審査請求人又は参加人の申立てがあった場合には、審理員は、当該申立てをした者(以下この条及び第四十一条第二項第二号において「申立人」という。)に口頭で審査請求に係る事件に関する意見を述べる機会を与えなければならない。ただし、当該申立人の所在その他の事情により当該意見を述べる機会を与えることが困難であると認められる場合には、この限りでない。 

→ 職権ではできない!

 

行政手続法

(理由の提示)

第八条  行政庁は、申請により求められた許認可等を拒否する処分をする場合は、申請者に対し、同時に、当該処分の理由を示さなければならない。ただし、法令に定められた許認可等の要件又は公にされた審査基準が数量的指標その他の客観的指標により明確に定められている場合であって、当該申請がこれらに適合しないことが申請書の記載又は添付書類その他の申請の内容から明らかであるときは、申請者の求めがあったときにこれを示せば足りる。

 前項本文に規定する処分を書面でするときは、同項の理由は、書面により示さなければならない




(聴聞の通知の方式)

第十五条  行政庁は、聴聞を行うに当たっては、聴聞を行うべき期日までに相当な期間をおいて、不利益処分の名あて人となるべき者に対し、次に掲げる事項を書面により通知しなければならない
口頭による通知はない!

 予定される不利益処分の内容及び根拠となる法令の条項

 不利益処分の原因となる事実

 聴聞の期日及び場所

 聴聞に関する事務を所掌する組織の名称及び所在地


(弁明の機会の付与の方式)

第二十九条  弁明は、行政庁が口頭ですることを認めたときを除き、弁明を記載した書面(以下「弁明書」という。)を提出してするものとする。


このように条文を読むときはポイントとなる部分があります。ただ流して読むだけではなく、意識して読みこむ事で、頭の中で整理されてきます。

条文は本当に大切です。心して臨みましょう!





koucyan1015 at 18:52|PermalinkComments(0)

2018年09月29日

行政書士試験当日までにやるべき事5か条-心得や注意点は何か?ー

今年も行政書士試験まで1か月を残すのみとなりました。

今、あなたの現状はどうですか?

「まずい、まだまだやり残した事が多い」
「もうやることはやった、早く試験日こないかな」
「一般知識が不安でしょうがない」
「何度やっても忘れちゃう」
「結局、今年も記念受験になりそう」

様々な思いを抱えて今をお過ごしかと思います。

とりあえず今やれることをしっかりとやるとして、少しばかり早いですが、試験日当時を迎える前にやるべき事を考えしょう。


1.受験票を確認しよう

だいたい10月下旬になると見開きの往復ハガキのような感じの受験票が届きます。

ハガキを開くと左側に大きく受験番号が書かれていて、続いて名前や試験会場、所在地、試験室などが書かれています。ここで受験会場に誤りがあっても変更できません!受験票に書かれている会場以外では試験は受かることができません。

当日この受験票を忘れずに持っていくようにしましょう。私は当日持っていくカバンにその受験票をすぐに入れました!


2.会場の下見をしよう

当日はいろいろなハプニングが起きる事も予想されますので、早めに自宅を出発するように心がけたいものです。

一番いいのが可能であれば、試験日前に一度試験会場を自分で足を運んで行ってみることです

私は試験日の一週間前の休みの日に試験日と同じ時間に開始すると仮定して、当日をシュミレーションして出発してみました。絶対やっておいた方がいいです!

基本は公共機関で行くと思いますので、電車でどれくらいかかるか、乗り継ぎ時間はどれくらいかかるか、そして試験日は日曜日なので、休日ダイヤでしっかり確認も必要です。

一度会場にいって雰囲気を味わっておくと少し心に余裕ができます。


3.焦って暗記を始めるのはや めよう

試験直前になると今まで学習してきたはずの事に急に自信がなくなる事があります。そして新たな範囲の暗記を始める人がいますが、ほとんど意味をなさない行動です

そんなことするなら、今まで学習してきた範囲をもう一度復習することに時間を割きましょう。要はマインドの話しです。今までやってきた自分を信じる事です。

だってそんな急にやったところで、その範囲が試験にでるとは限りませんから。

行政書士試験は満点を取る必要のない試験です。端的に言えば、合計で180点取れば合格なのです

周りの人の点数なんか関係ないです。自分がしっかり点数を取ればいいのです!


4.体調管理は万全を期す

当たり前のことかもしれませんが、一番大切なことは試験当日に自分の試験会場にたどり着き、自分の受験番号の席に着席して試験を受けることです。

当日に風邪ひいて思考停止になって、解ける問題も解けなくなる、そんな事態になったらせっかく勉強してきた事が水の泡です。

最低でも試験日の2週間前からは当日を意識した生活を心がけるようにしたいものです。

規則正しい生活をして、朝起きたら、必ず朝食を取ることで、体と脳が目覚めます。

それでも頭がぼうっとしているときは軽い散歩やウォーキングをしてみましょう。少し早歩きで10分くらい歩くと体が目覚め、しばらくすると脳も目覚めてきます。


昼食は少し早めにとった方がいいでしょう。11時にとれば試験まで2時間空きますので、13時からの本試験の際にはお腹も落ち着いていると思います。

試験日前からこの生活リズムを身体にしみ込ませてください。

それと試験勉強で体が疲労していると思いますから食べ過ぎると眠気を誘いますので、軽めの食事がいいでしょう。

そして晩酌が好きな方はこの期間だけは、少し控えるようにしましょう。私も晩酌派ですが、さすがにこの期間中だけはノンアルコール!を徹底しました。


5.試験委員のメンバーを確認しよう!

毎年科目ごとに試験を作る先生がいて、試験前に発表になります。

その先生が誰になるかは結構重要で、その先生が得意な分野の問題が出題される傾向が強いからです。

また時間があれば、試験委員の先生の著書を読むことも試験対策になります。


6.家族に試験のことを宣言する

私は行政書士試験を受けことを家族に宣言して始めました。休日にもくもくと一人で勉強してると、チクチク言われることもありました。

そして試験日が近づくと、更にもう一度何故自分が行政書士試験に挑戦してるか?を伝えました。

そうすることで家族はしゃーないな~という雰囲気になり応援をもらい、自分にも喝が入りやる気を出していました。

ちょっと試験日前に~、、、のテーマからは反れましたが、これ、絶対に必要です。

周りの人に宣言することは自分を追い込むこともできると思います。

それくらいの思い入れくらいしてもいいと思いませんか。

時間は無限でなく、有限ですし、誰にも平等に与えられているものです。

しっかり取り組んでいきましょう。




koucyan1015 at 09:30|PermalinkComments(0)

2018年09月27日

行政書士試験受験における10個のマインド

自分が決めた事をやるにはマインド、つまり気構えが必要です。

私が考える行政書士試験受験に必要な10個のマインドです。


1.うまくいかないのは全て自分のせいである。

2.思いついたらすぐにやらなければ意味がない。

3.努力していると自覚しているうちは合格しない。

4.過去はコントロールできないが、未来はコントロールできる。

5.周囲の人がいうことはアドバイスではない。

6.苦しい、大変と思った時が成長している証拠。

7.ひとつの基本書を信じて多くの情報に惑わされるな。

8.知っているとできているは違う。

9.人生が変わるのは一瞬、ゆっくり変わることはない。

10.あしたやろうはバカやろう。


今年合格を目指す人を応援するために私が常日頃おもっているマインドをご紹介しました。このマインドのひとつでも共感できることがあれば、是非今日からでも実践してみてください。

行政書士試験はさっさとパスして、本当の行政書士をなるために強いマインドを持って臨みましょう。




koucyan1015 at 19:15|PermalinkComments(0)

2018年09月22日

行政書士試験の配点や合格基準点が知りたい!

行政書士って聞いたことありますか。

国家資格でだいたい合格率が8%前後の法律系の資格で、町の法律相談家といった感じです。

この資格、一発で合格する人も結構いる一方で何度受けても受からない人もたくさんいます。

毎年11月の第2日曜日の13:00~16:00に実施されます。

まず試験科目を見てみると科目はそこそこあります。

(1)行政書士の業務に関し必要な法令等(46題)

憲法、民法、行政法(行政法の一般的な法理論、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法、地方自治法を中心とする)商法(会社法)、基礎法学※4月1日現在施行されている法令に関して出題されます。

(2)行政書士の業務に関連する一般知識等(14題)

政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解


1.まず大きな括りで試験科目を捉えよう!

  • 憲法
  • 基礎法学
  • 民法
  • 行政法(行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法)
  • 国家賠償法
  • 会社法
  • 商法
  • 一般知識
こんな感じでイメージをしていただければいいと思います。

自分が勉強しなければならない科目数はこれだけあるという事です。

行政書士の上級資格の司法書士は比べ物にならないくらい、もっともっと試験科目が多いので、これをみてあ~!と驚かないでください。

2.出題方法を確認しよう!


さて試験の出題方法には色々ありますが、基本的には3つです。

  • 5肢択一式
  • 多肢選択式
  • 記述式

基本的にはマークシート方式で皆さん学校や塾、他の資格試験で経験したことがない人はいないと思いますが、正解を黒く鉛筆で塗りつぶしていくあれです。

それから一番やっかいなのはやはり記述式でしょうか。

この記述式は、行政法から1問民法から2問が必ず出題されます。

そして1問につき40字以内で回答をするという決まりになっています。ある程度問題文を理解して、端的にまとめて記述する力が試されます。

どんな問題がでるか一つ実際の試験に出題された内容を見てみましょう。

■平成28年:問44
A市は、A市路上喫煙禁止条例を制定し、同市の指定した路上喫煙禁止区域内の路上で喫煙した者について、2万円以下の過料を科す旨を定めている。Xは、路上喫煙禁止区域内の路上で喫煙し、同市が採用した路上喫煙指導員により発見された。この場合、Xに対する過料を科すための手続は、いかなる法律に定められており、また、同法によれば、この過料は、いかなる機関により科されるか。さらに、行政法学において、このような過料による制裁を何と呼んでいるか。40字程度で記述しなさい。

どうですか?では回答をみましょう。

この手続は地方自治法に定められており、地方公共団体の長により科され、秩序罰という。(41字) 

試験センターの正解例:
A市長により、地方自治法の定める手続きによって科され、これを秩序罰と呼ぶ。(36字)


なんか問題文は長ったらしいのですが、回答を見るとな~んだ!となるのが記述式の問題です。

これから学習していく上で、この記述式の問題は受験生を悩ませる一つになるかもしれません。

記述式の学習のポイントは、択一式と分けて学習しないことです。実は択一式の勉強法がそのまま記述式の学習にも繋がっているのです。

学習して余裕が出てきたら考えれるといいと思いますが、記述式を勉強しているときにこの問題がもし択一だったらどんな出題になるか?もしくは択一式の問題が記述式になったらどんな問題になるのか?こんな発想をすると力がつきますし、学習も楽しくなりますよ。

3.問題の配点を確認しよう!


行政書士試験だけではないですが、合格するために必要な点数というの決まっています。行政書士試験の場合は各科目で配点は決まっていますが合格のラインは、

300点中で180点取れば合格


はい、いろいろな科目がありますが要は合計で180点以上とれば晴れて合格なのです。

そして各科目の配点は以下の通りです。

5肢択一式

5つの選択肢から1つの正解を選びます。

【形 式】 マークシート
【配 点】 1問4点
【出題数】 法令科目...40問、 一般知識科目...14問
【合 計】 法令科目...160点満点、 一般知識科目...56点満点

多肢選択式

各問4つの空欄に選択肢20個の中から適切な語句を選びます。

【形 式】 マークシート
【配 点】 1問8点(空欄1つにつき2点)
【出題数】 3問
【合 計】 24点満点

記述式

問題に対し40字程度で記述します。

【形 式】 解答欄(マス目)に記述
【配 点】 1問20点(部分点あり)
【出題数】 3問
【合 計】 60点満点

合格基準点
 次の要件をいずれも満たした者を合格とする。
(1)行政書士の業務に関し必要な法令等科目の得点が、122点以上である者。
(2)行政書士の業務に関連する一般知識等科目の得点が、24点以上である者。
(3)試験全体の得点が、180点以上である者。

ただし、一つ注意しなくてはならないポイントがあります。


一般知識で満点の40%以上取らないと足切りで不合格


一般知識の問題数は14問なので、6問以上の正解で24点以上取らないとそこで不合格が決定してしまいます更に足切りが決定した場合は、どんなに素晴らしい記述式問題の解答を書こうが、採点さえしてもらえません!ここで毎年泣いている受験生がたくさんいます。

つまり必ず6問以上正解する勉強法が必要になってくるわけです。

なんかとてもやる気なくしまたか?

でも心配しないでください。一般知識は本当に一般知識ですので、基本的にはこれに集中して時間を割くのは本末転倒、法令問題がしっかり回答できなければそれこそ合格には近づけません。

法令も122点以上とらなければ、それ以上採点はしてもらえません。

ではいったいどのように学習を進めていけばいいのか?それは自分がどこで点数を稼いで、どの問題を捨てるかを見極めることです。

満点を取る必要はないのです。完璧主義者の発想は、行政書士試験には必要ありませんから!

次回は具体的な学習の進め方を考えていきます。






koucyan1015 at 18:31|PermalinkComments(0)